【生命】とは一体何か?

生命の歴史、進化、謎、生物学の分野だけでなく、広く一般的に使われている言葉である。しかしこの【生命】が何を意味しているのか?つまり生命の定義ということは大変むずかしいことである。古代ギリシャの博物学者や哲学者は当時の知識を綜合してこの問題を考えぬいたし、現代の分子生物学者たちも、彼らの実験的知見を基礎にして、この問題に解決を与えようとしている。しかし、何れもまだ明確な統一的な解答を得たことはない。

「生命」というものが簡単に定義できないのは、この言葉が抽象名詞であることが原因していることにまず注意してほしい。科学の研究対象となっているのは「生物」であって「生命」というのはそれの示す属性なのである。「真・善・美」や「愛」と同じく、その抽象母体が異なればそれから引き出した概念もまた異なるのは当然のことである。

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生命の証明 最近は生き物?

 

--4249ところで「生命」の場合、その母体が時代と共にひろがってきていることに注目したい。   かつては、人や動物・植物というような高等生物を対象として生命を論じていた。そして生命は、神のつくりなせるわざ、または、生きていない自然界の物質から簡単に発生するものと考えられていた。しかし一七世紀ともなり、科学的にものを考えることができるようになると、無生物から生物ができるというようなことはありえないと気付き、また実験的にも証明された。

しかし顕微鏡が発明され、細菌や原生動物のような微生物の存在が知られると、こんな小さい、こんな下等な生物ならば、ひとりでにできても不思議はないと、人知はいささか逆もどりしたかのようにみせかけつつ、やがてルイ・パストウール(一八三二〜一八九五) の天才的実験技術によって、細菌といえども、生命は自然に発生し得ないことが確認された。しかし二〇世紀になり、電子顕微鏡の発明により、ウィルスという細菌以下の生命形態が知られ、その化学的本性が単一分子を主成分とするものとわかると、その物質は人工的に合成することはできないかと考えたくなる。

そしてこの種の研究はすでに成功の見とおしがついてきた。こうして、同じく「生命」といっても人を母体としてつくられた生命観と、ウィルスから引き出された生命の概念との間には、かなりのずれがあるのは当然のことであるが、それらの共通根が二〇世紀現在の「生命」観であるといいたい。

 

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